Conférence de Pierre Tevanian précédée de la projection du
film documentaire français Un racisme à peine voilé de
Jérôme Host (2004),
Je recopie l’information suivante depuis le site internet de l’Université d’Osaka :
大阪大学未来共生セミナー 「多文化教育の危機−苦悩するフランス公立学校の現在」
2013年5月6日 (月) 14:00から 17:30フランスの「イスラム・スカーフ問題」をテーマとしたセミナーを開催いたします。ドキュメンタリー映画『スカーフ論争−隠れたレイシズ ム』(ジェローム・オスト監督)を上映後、スカーフ禁止法に反対の立場をとる数少ない論客である哲学者ピエール・テヴァニアンを講師としてお招きし、フラ ンスの公教育における現代の課題を考察します。参加費は無料です。
近年フランス社会を揺るがしている問題のひとつに、いわゆる「イスラム・スカーフ問題」がある。すなわち、政教分離を国是とするフ ランスの公立学校において、ムスリム女学生のスカーフ着用を認めるべきか否かをめぐる論争である。1989 年の最初の論争以来、繰り返し議論がなされてきたが、2004年に制定された「公立学校におけるこれ見よがしな宗教シンボル着用の禁止法」(通称「スカー フ禁止法」)をもって「決着」したかと思われた。だがその後も、イスラム・スカーフをめぐる議論は、ことあるごとに蒸し返され、現在もなお燻り続けてい る。
「スカーフ問題」とは、いったい何か?また、論争の背景には、いかなる問題が隠れているのか?本企画ではジェローム・オスト監督のド キュメンタリー『スカーフ論争—隠れたレイシズム』を上映したあと、高校の現場でスカーフの女子生徒を擁護し、スカーフ論争でも禁止法に反対する立場を とってきた数少ない論客でもある哲学者ピエール・テヴァニアンを講師に招き、なぜ大半の教員たちがスカーフの女子生徒を排除する法律に賛成する立場をとっ たのかを探り、フランスの公教育における現代の課題を考察する。
講師 ピエール・テヴァニアン(作家、E.ドラクロワ高校哲学教諭)
指定討論者 池田 賢市(中央大学文学部教授)
司会 園山 大祐(大阪大学人間科学研究科准教授)
通訳 菊池 恵介(同志社大学グローバルスタディーズ研究科准教授)、森 千香子(一橋大学法学研究科准教授)
【プログラム】
14時00分〜14時10分 ■開会あいさつ 志水 宏吉(プログラム・コーディネーター)
14時10分〜15時30分 ■映画上映「スカーフ論争—隠れたレイシズム」 ジェローム・オスト監督 (フランス/2004年/カラー76分/日本語字幕付)
15時45分〜16時30分 ■講演 ピエール・テヴァニアン(作家、E.ドラクロワ高校哲学教諭)
「「スカーフ禁止法」の経緯と背景——フランスの教育現場で少数者差別が制度化されたのはなぜか」 (フランス語、逐次通訳付き)
16時30分〜16時50分 ■コメント 池田賢市(中央大学文学部教授)
16時50分〜17時30分 ■全体討論
日時:2013年5月6日 (月) 14:00から 17:30主催:大阪大学未来戦略機構第五部門(未来共生イノベーター博士課程プログラム)協賛:日本学術振興会二国間交流事業共同研究<CHORUS>場所:大阪大学(吹田キャンパス)人間科学部(51番教室)参加登録:不要連絡先:大阪大学人間科学研究科教育制度学研究室
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