vendredi 31 juillet 2015

第4回 関西学生フランス文学研究会

Je recopie l'information suivante depuis la page internet http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/futsubun/index.htm:

2015年8月29日(土)13時
第4回 関西学生フランス文学研究会
会場 大阪大学文学部本館2階 大会議室

第一部(司会:松川みゆう)
13:10~  植村実江 (大阪大学修士課程1回生)
「スタール夫人の『コリンヌあるいはイタリア』における文学論」
13:45~  竹鼻智子 (大阪大学修士課程1回生)
「ヴィヨンとゴーチエ」
14:20~  大山賢太郎 (京都大学修士課程2回生)
「ルソーのエートスと読者の関係性について」
14:55~  休憩

第二部(司会:柴田秀樹)
15:05~  世良幸穂 (京都大学修士課程2回生)
「モリエール『「女房学校」批判』と『ヴェルサイユ即興劇』についての考察」
15:40~  信川智彦 (神戸大学修士課程2回生)
「コクトー『人間の声』とベケット『私じゃない』」
16:15~  岩永大気 (京都大学博士課程2回生)
「サミュエル・ベケット『芝居』における意味生成の構造」
16:50~  休憩

第三部(司会:山下裕大)
17:00~  川上紘史 (大阪大学博士課程2回生)
「パスカルにおける信仰と儀式—洗礼を中心に—」
17:35~  松田真里 (京都大学博士課程2回生)
「プルースト小説における動物園」

jeudi 30 juillet 2015

Gemma Bovery au Kansai

Je recopie les informations suivantes depuis le site internet du Theatre Umeda:
© 2014 – Albertine Productions – Ciné-@ - Gaumont – Cinéfrance 1888 – France 2 Cinéma – British Film Institute

ボヴァリー夫人とパン屋
 Gemma Bovery
監督 : アンヌ・フォンテーヌ
出演者 : ファブリス・ルキーニ、ジェマ・アータートン、ジェイソン・フレミング、ニール・シュナイダー
『屋根裏部屋のマリアたち』のファブリス・ルキーニ、『アンコール!!』のジェマ・アータートン主演!
フランスでは4週連続興行成績1位の大ヒット作!
フランス西部ノルマンディー地方、美しい田園風景が広がる小さな村。パリで12年間出版社に勤務した後、平穏で静かな生活を求めて故郷に戻り、稼業のパン 屋を継いだマルタン。毎日の単調な生活の中で文学だけが想像の友、とりわけボロボロになるまで読みふけっているのは、ここノルマンディーを舞台にしたフ ローベールの『ボヴァリー夫人』だった。そんなある日、向かいにイギリス人夫妻、その名もジェマとチャーリー・ボヴァリーが越してくる!マルタンはこの思 わぬ偶然に驚き、小説さながらに行動する奔放なジェマから目が離せなくなってしまう。一方ジェマもマルタンの作る、やさしくて芳醇な香りのパンに魅せられ ていく。ボヴァリー夫妻と親交を深めるうちにマルタンの好奇心は、単なる文学好きの域を超え、ジェマを想いながらパンをこね、小説と現実が入り交じった妄 想が膨らんでいく。しかし、『ボヴァリー夫人』を読んだこともないジェマは勝手に自分の人生を生きようとする。そこへ若きアポロンのごとき美青年が出現 し、ジェマは夫の目を盗み情事を重ねるようになる。このままでは彼女が“ボヴァリー夫人と同じ運命を辿るのでは?”と心配したマルタンは思わぬ行動に出 る。
  • オフィシャルサイト


大 阪 テアトル梅田 8月1日 06-6359-1080
京 都 T・ジョイ京都 8月1日 075-692-2260
兵 庫 シネ・リーブル神戸 8月29日 078-334-2126

mercredi 29 juillet 2015

jibiki.fr

Je recopie un message paru sur la liste électronique sciencescope:

CherEs collègues,


Suite à mon exposé sur le projet Jibiki, vous trouverez ci-dessous le lien vers le site Web :



Vous y trouverez entre autres :

- 1 corpus bilingue aligné (petit mais qui ne demande qu’à grossir)
- 1 module de lecture active permettant d’ajouter la prononciation et les traductions sur un texte français ou japonais (style Rikaichan)
- 1 interface de consultation du dictionnaire permettant de chercher des mots en romaji, hiragana ou kanji et de naviguer dans le dico par ordre alphabétique
- 1 interface avancée où il est possible de combiner les critères de recherche (ex : domaine de la botanique dont le romaji commence par b)

Le dictionnaire japonais-français contient 153 929 articles au total dont :
• 82 663 articles provenant du Cesselin dont :
• 10 305 articles (12,47 %) dont les mots-vedette en kanji sont '??' (qui n'ont pas été correctement reconnus par la lecture optique)
• 40 440 articles (48,92 %) dont les mots-vedette n'ont pas encore été vérifiés (automatiquement ou manuellement)
• 47 810 articles provenant du JMdict
• 23 456 articles provenant de Wikipedia
• 48 209 articles (31,32 %) dont les traductions sont en anglais (donc à traduire en français !)


Il reste des erreurs provenant de la lecture optique ou des articles à traduire en français.
Chacun peut contribuer en s’enregistrant sur la plateforme puis en cliquant tout simplement sur le mot à corriger.


Je souhaite vivement que la communauté puisse s’emparer de cet outil et enrichir petit à petit les données.


SI vous avez des remarques, je reste à l’écoute.


Bien cordialement,


Mathieu MANGEOT

vendredi 24 juillet 2015

Mucha de retour à Sakai

Je recopie l'information suivante depuis le site internet du Musée Mucha de Sakai:


ミュシャと世紀末の幻想

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が活躍した19世紀末のフランスには、「良き時代」とされたベル・エポックの華やかな一面とは裏腹に、退廃 的で仄暗い一面も存在します。キャバレーや百貨店が隆盛し、街中を彩る美しいポスターが促す大量生産・大量消費の明るい時代の裏には、無政府主義やテロリ ズムがはびこり、オカルティズムやデカダンスに傾倒するなど不安を漂わせた時代の姿がありました。世紀の変わり目の不安定な世の中に対する不安や虚無感 は、芸術家たちの作品にもさまざまな形で影響を与えます。
ミュシャもまた、パリの街を美しく飾るポスターを描く一方で心霊研究に熱中し、降霊術の実験に参加するなど神秘的なものに強く関心を持っていました。
本展覧会では、そんな世紀末独特の時好とミュシャとの関わりを紐解き、華やかで美しいだけではないミュシャ作品の一面をご紹介します。

開催期間 2015/07/11(土)~2015/11/08(日)
お問い合わせ 072-222-5533
関連リンク http://mucha.sakai-bunshin.com/

jeudi 23 juillet 2015

Henri Barda à Kobe



Une interview récente: Temps de pause 25-juin-2015 Henri Barda

dimanche 19 juillet 2015

「パリジャン(前世)の証明」

(Merci http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html)

塩谷哲 SALT plays Classic vol.1 「パリジャン(前世)の証明」




日 時 2015年9月26日(土) 開 演 15:00  (開 場 14:30)
会 場 芸術文化センター 神戸女学院小ホール


料 金 全席指定(前売) \4,700/全席指定(当日) \5,000
■出演者
ピアノ 塩谷 哲

■プログラム
フォーレ:ノクチュルヌ第1番-第3番
ラヴェル:高貴で感傷的なワルツ より
ドビュッシー:月の光
塩谷 哲:la pluie ほか

Christian Rivet et Emmanuel Pahud à Nishinomiya

(Merci http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/top.html)

ベルリン・フィル首席奏者パユと古くからの友人リヴェ。2人が世界各地で出会った名曲の数々をお届けします。アルゼンチンやインド、ヨーロッパの音楽を美しい演奏で綴る世界音楽紀行。ぜひお楽しみください。

■出演者
フルート エマニュエル・パユ
ギター クリスティアン・リヴェ

■プログラム
ピアソラ:タンゴの歴史
オアナ:六弦ギターのためのティエント(ギター・ソロ)
モリーノ:二重奏曲 第3番 op.16-3
シャンカル:魅惑の夜明け
ヘンデル:フルート・ソナタ ト短調 op.1-2
カーター:スクリーヴォ・イン・ヴェント(フルート・ソロ)
リヴェ:クラップ
バルトーク(レヴェリング編):ルーマニア民俗舞曲

Poulenc, Séverac, Debussy

辻本 圭 ピアノ・リサイタル




日 時 2015年7月24日(金) 開 演 18:30  (開 場 18:00)
会 場 芸術文化センター 神戸女学院小ホール


料 金 自由(前売) \2,000/自由(当日) \2,500   
■出演者
出演 辻本 圭

■プログラム
プーランク:3つの小品
セヴラック:日向で水浴びする女たち
ドビュッシー:前奏曲集Ⅰ・Ⅱより ほか

Saint-Saëns à Osaka

Le 26 septembre au Symphony Hall: http://www.asahi.co.jp/symphony/event/detail.php?id=2205

Magritte à Kyoto

Site officiel: http://magritte2015.jp/
Pour information:
http://taishou-kun.tumblr.com/post/124911076627/japanesque-rene-magritte-1898-1967-nuits

Au musée pendant les vacances





Histoires de plantes

Iris de Moüy à Kyoto

Le Louvre à Kyoto

Junpei Nakamura à Osaka


Au cinéma pendant les vacances

1/8

大 阪 テアトル梅田 8月1日 06-6359-1080
京 都 T・ジョイ京都 8月1日 075-692-2260
兵 庫 シネ・リーブル神戸 順次公開 078-334-2126


15/8

大阪シネ・リーブル梅田8/15(土)~
京都京都シネマ8/15(土)~
兵庫シネ・リーブル神戸8/15(土)~

18/8
PAL Cinema
8月18日(火) ~ 8月28日(金) ―――――― 寄り添うように…
☆ヒトラーの命令によるパリ壊滅作戦の指揮
官のもとへある男が訪れてきた、その目的は…。
パリよ、永遠に ('14 フランス=ドイツ)
DIPLOMATIE
83分
11:00 3:20 7:30
監督:フォルカー・シュレンドルフ
出演:アンドレ・デュソリエ
   ニエル・アレストリュプ
   ジャン=マルク・ルロ
☆チェチェン、調査団の女性は声を失った少年を
引き取るも二人の距離は遠かったが徐々に…。
あの日の声を探して PG12('14 仏=グルジア) 
THE SEARCH 135分
12:45 5:05
監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウス
出演:ベレニス・ベジョ
   アネット・ベニング
   アブドゥル・カリム・マムツィエフ

Quand ?
大阪
第七藝術劇場 06-6302-2073 上映決定
京都
京都シネマ 075-353-4723 上映決定
神戸
元町映画館 078-366-2636 上映決定

jeudi 16 juillet 2015

Turist

Je recopie l'information suivante depuis le site internet du Kyoto Cinema:
  • 7/18公開
    フレンチアルプスで起きたこと
    フレンチアルプスで起きたこと

フレンチアルプスで起きたこと

Turist/2014/スウェーデン、デンマーク、仏、ノルウェー/118分/マジックアワー/監督:リューベン・オストルンド/出演:ヨハネス・バー・クンケ
公式サイト:http://www.magichour.co.jp/turist/

 バカンス中のスウェーデン人一家を襲う家族崩壊の危機。

フランスの高級リゾートにスキー・バカンスにやってきたスウェーデン人一家。普段仕事に忙しいトマスは、たまの休暇で奮発し、ここぞとばかり妻と子供たち へ家族サービスに精を出す。しかし、陽が輝く絶景のテラスレストランで昼食をとっている最中、彼らの目の前の斜面で雪崩が発生して…。

大阪シネ・リーブル梅田7月18日(土)06-6440-5930
京都京都シネマ7月18日(土)075-353-4723
兵庫シネ・リーブル神戸順次公開078-334-2126

samedi 11 juillet 2015

Concert de harpe à Itami

(le 1/8/2015)
Je recopie l'information suivante depuis le site internet 関西文化.com:

[いたみホール(伊丹市立文化会館)]

ハーピスト福井麻衣による ワンコインコンサート 


150801harp_zisyu2福井麻衣

ワンコインコンサートシリーズ vol.2

【出演】福井 麻衣(ハープ)
昼下がりの6階中ホール。パリ在住のハーピスト・福井麻衣さんからの涼やかなプレゼントをお届けします。
■予定曲目
C.ドビュッシー :アラベスク第1番
夏メドレー :茶つみ〜夏の思い出〜浜辺の歌
M.デ・ファリャ :オペラ「はかなき人生」より スペイン舞曲第1番(M.グランジャニー編)
ほか
※予定曲目は変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。
■プロフィール
福井 麻衣(ハープ) MAI FUKUI
パリ国際ハープコンクール1位受賞。
第18回イスラエル国際ハープ・コンクール 3位受賞。
14年大阪市「咲くやこの花賞」受賞。
鍵盤楽器を思わせるほど細やかな動きと和音。
卓越した技術と音楽性に支えられハープの持つ魅力を引き出す!
ファーストアルバム「ハープの宝石箱」が「レコード芸術」誌2014年8月号にて特選盤、又優秀録音に選ばれる。
大阪生まれ、スウェーデン育ち。
パリ国立高等音楽院ハープ科、室内楽科を経て同音楽院修士課程ハープ科を審査員満場一致の最優秀と審査員特別賞を受賞し、首席で卒業。
2001年大阪国際音楽コンクール中学部弦楽器部門優勝、併せて協賛賞を受賞。
02年日本ハープ・コンクール、アドバンス部門3位受賞。
05年パリ国際ハープ・コンクールにて日本人初の優勝。
翌年優勝受賞記念ヨーロッパ・コンサート・ツアーを行う。
07年アメリカ国際ハープ・コンクール入賞。
12年イスラエル国際ハープ・コンクールにて3位受賞、又現代曲の特別賞も併せて受賞。本選では、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団とハープ協奏曲を共演。
10年パリ・オペラ座の演目にハープ奏者として演奏。
11年小澤征爾指揮、サイトウ・キネン・オーケストラ、同年、アラン・アルティノーグル指揮、フランス国立ボルドー管弦楽団の公演に参加。
12年よりフランス・ガージレス・ハープ祭、草津音楽祭、ムジークフェストならに招かれ演奏。室内楽奏者として、ヴァイオリンのジェラール・プーレ、澤亜 樹、チェロの梁盛苑、辻本玲、フルートの小山裕幾らと共演。又フランスのアンサンブルBagatelle に属しロマン・デュマ指揮の下、積極的に室内楽活動に取り組む。
これまでにニール・カバレッティ、小森康弘、金聖響、阿部加奈子の指揮でイスラエル・フィル、奈良フィル、日本センチュリー、フランス・カーン・オーケストラとソリストとして共演。
14年東京、大阪にてリサイタルを行い、ファースト・アルバム“Bijoux de la Harpe”~「ハープの宝石箱」をリリース。「レコード芸術」誌14年8月号にて特選盤、又優秀録音に選ばれる。
松尾正代、吉野篤子、S.マクドナルド、G.ロレンティーニ、I.モレッティ、G.レタング各女史に師事。室内楽をM.モラゲス氏に師事。
08年~09年ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生。
12年度青山音楽賞新人賞受賞。
14年大阪市より「咲くやこの花賞」受賞。
14年より15年までアミアン地方音楽院非常勤講師を勤める。
現在パリ在住。ヨーロッパ日本各地にて演奏活動を行う。

会 場
いたみホール(伊丹市立文化会館) 6階中ホール


期間
2015年8月1日(土)


休館日
火曜日(火曜日が祝休日の場合翌日) 
年末年始12月29日~翌年1月3日


参加費 / 入場料
■チケット
500円 (税込)[全席自由]
※定員180名(先着順)
※3歳以上入場可。5歳以上有料。5歳未満のお子様は保護者1名につき1名膝上鑑賞の場合

■チケット販売所  好評販売中!
●いたみホール窓口販売
●いたみホール電話予約(Tel.072-778-8788)
※購入にあたっては、発売初日のみお一人様6枚まで。
※前売券完売の場合当日券の販売は致しません。  
※開演に遅れられた場合、演出等の都合により、すぐにお席にご案内できない場合がございます。


開館時間 / 閉館時間


スケジュール
開演14時00分(開場13時30分)


住 所
〒664-0895   兵庫県伊丹市宮ノ前1-1-3


電話番号
072-778-8788


ウェブサイト


主催、共催等
●主催:公益財団法人伊丹市文化振興財団・伊丹市
●制作:株式会社サモンプロモーション


お問い合わせ先



アクセス
阪急伊丹駅から北へ徒歩約3分
JR伊丹駅から西へ徒歩約8分
詳しくはホームページのアクセスについてをご覧下さい→ http://hccweb1.bai.ne.jp/itamihall/acces/acces.html


ユニバーサル設備
車いす利用者用客席〔観覧席)、エレベーター、スロープ、車いす利用者用駐車場、自動ドア音声誘導、車いす貸し出し、申し出による授乳室、車いす利用者対応トイレ、視聴覚障害者誘導ブロック、その他


車いす利用者のための
アクセス経路
●大ホールへは建物入口からスロープを進んでお入りいただけます。
※大ホール車椅子席は1階席後列にございます。
※大ホール2階席へのエレベーターはございません。
●その他の部屋へはエレベーターでお進みください。


施設からのバリアフリーについてのコメント
●大ホールには難聴者用赤外線補聴システムがございます(無料)。

vendredi 10 juillet 2015

mardi 7 juillet 2015

Le Projet Papillon

 http://www.papillon-dictionary.org/papillon/Home.po

Je recopie un message paru sur la liste électronique sciencescope

Projet Jibiki de dictionnaire français-japonais :
De l'exemplaire imprimé à la base lexicale consultable et modifiable en ligne.

Orateur : Mathieu Mangeot-Nagata, chercheur invité à l'université Hosei (Hosei International Fellow) pour l'année 2014-2015,  enseignant-chercheur à l'Université Savoie-Mont-Blanc, chercheur dans l'équipe GETALP, au laboratoire d'informatique de Grenoble (LIG).

Date : 28 juillet 2015 de 14h à 15h

Lieu : Université Hosei, campus de Ichigaya, Tour Boissonade, salle 706.

Résumé :

Le projet Jibiki est né d'un réel besoin : contrairement à d'autres couples de langues (français-anglais, japonais-anglais, etc.), il n'existe toujours pas à l'heure actuelle de dictionnaire français-japonais à large couverture disponible sur le Web. D'autre part, les dictionnaires existants sont bien souvent conçus pour une catégorie spécifique d'utilisateurs (les dictionnaires pour japonophones ne contiennent pas de romaji ou de furigana, ceux pour les francophones ne contiennent pas d'informations sur la prononciation des mots français).

Le but est de construire de manière contributive sur le Web une base lexicale multilingue autour du français et du japonais, de bonne qualité et à large couverture. Cette base doit servir pour les humains, qu'ils soient francophones ou japonophones, ainsi que pour les machines pour le traitement automatique des langues. Les données ainsi construites sont disponibles gratuitement au téléchargement et versées dans le domaine public.

Afin de constituer un premier ensemble de données, nous avons choisi de récupérer des dictionnaires existants libres de droits tel que le dictionnaire japonais->français (和仏大辞典) de Gustave Cesselin. Celui-ci contient 82 634 articles et plus de 150 000 exemples japonais traduits en français. Le dictionnaire a été scanné puis lu optiquement. Ensuite, nous avons effectué un travail de repérage des mots-vedettes, d'adaptation et enrichissement des données : mise à jour du romaji, remplacement des vieux kanji avec des variantes plus fréquentes, ajout du furigana, etc., de vérification des vedettes à l'aide d'autres dictionnaires, de détection des erreurs provenant de la lecture optique  et enfin de structuration des informations (mot-vedette, catégories grammaticales, domaine, sens, exemples, traductions, etc.).

Les données ainsi constituées sont ensuite mises en ligne sur la plate-forme jibiki. Celle-ci permet de consulter et de modifier des ressources lexicales en ligne sur le Web. Nous avons conçu autour de la plate-forme un site Web proposant plusieurs modules :
une interface de consultation de corpus bilingues français-japonais (concordancier) ;
un module de lecture active (aide à la lecture) de textes français et japonais proposant des prononciations et traductions de mots ;
une interface de consultation simple du dictionnaire avec, sur la partie gauche de la fenêtre de résultats une navigation dans l'ordre alphabétique du dictionnaire ;
une interface de consultation avancée permettant de combiner plusieurs critères de recherche (par exemple, tous les mots de botanique dont le romaji commence par la lettre b)

Les erreurs de lecture optique peuvent être corrigées directement en ligne par les utilisateurs du dictionnaire. Chaque article comporte un bouton « Éditer » en haut à droite. Celui-ci ouvre une interface d'édition qui permet de corriger les données, d'ajouter ou supprimer des parties d'information (par exemple, ajouter un exemple). Une fois le travail d'édition terminé, l'utilisateur enregistre ses modifications directement dans la base.
「字引き」仏和辞書プロジェクト
紙の辞書からオンライン辞書データベースの構築

講師:マチュー マンジョー・ナガタ(2014-2015年法政大学国際交流基金(HIF)よる外国人招聘研究員/サボア・モンブラン大学教授/仏グレノーブル研究所情報研究室GETALPチーム所属)

日時14001530
場所法政大学市ヶ谷キャンパスボアソナードタワー7階 BT0706

要旨

「字引き」プロジェクトはその必要性から生まれた。仏英や和英などと異なり、ウェブ上で使用可能な大規模な仏和辞典は、現在のところ存在しない。その上、現存の辞書は特定のユーザを対象にしたものである。(例えば、日本語話者用辞書にはローマ字やふり仮名がないし、フランス語話者用辞書には、フランス語の単語の発音に関する情報がない。)

私の研究目的は、ウェブ上で使用可能な、フランス語と日本語の多言語辞書データベース、特に登録語数が多くて高品質なものを構築することである。この辞書データベースは、フランス語話者や日本語話者にも役に立つばかりでなく、コンピュータ・携帯などの機械で自然言語処理応用ソフトの開発用にも役に立つ。このデジタル化されたデータは、パブリックドメインライセンスがあれば、誰でも自由にダウンロードが可能である。

最初のデータ作成には、Gustave Cesselin著の著作権の切れた和仏大辞典を使用した。(収録語数は、82,634語で、日本語からフランス語に訳されている例は、150,000以上である。)(まず)辞書スキャンされ、そのデータ文字認識ソフトによって文字として保存されたした。次に、コンピュータプ ログラムを書き、次のことを自動で行った。辞書の見出し語項目および項目中の情報の整理・強化。(例えば、ローマ字書き誤字の訂正、旧漢字を頻度の高い最 新のものに変更、ふり仮名の追加など)他の辞書からの情報を利用して、見出し語のチェック、文字認識過程に生じたエラー箇所の発見および辞書項目の情報を (見出し語、品詞、意味、例、翻訳などと)統一のとれた構造にした。

この整理されたデータを、「字引き」サイトにアップロードし、オンライン上で利用可能にした。そしてオンライン上での閲覧・編集を可能にした。以下のモジュールをこのホームページに用意した。
仏和コーパス検索インターフェース(用語索引)
アクティブリーダー・モジュール(単語にふりがなを打ったり、テキストを翻訳したりできる。)
全項目閲覧モジュール(左側のスクロールバーを動かすことによって、辞書の全項目をアルファベット順に閲覧できる。)
辞書横断検索モジュール(語・文字検索によって、辞書の全項目中にある語を表示する。例えば、「b」で検索すると、「植物学」分野の単語を表示する。)

文字認識ソフトが認識に失敗した箇所は、オンライン上でユーザが訂正できるようにした。各ページの右上に「編集」ボタンがあるので、ボタンを押せば、編集モードとなり、そのページにある間違いを訂正・削除できる。編集後、訂正されたページは即更新・保存される。クエリでその箇所を検索し、訂正個所が確認できる。


Vitalic et Reload Reload à Osaka



VITALIC LIVE produced by RIVIERA


▼SPECIAL LIVE:
VITALIC
-> Vitalic Official

▽SPECIAL GUEST DJs
DJ HILOCO aka neroDoll
DJ MUKAI

▽DJs
RELOAD RELOAD
SAYURITA
SOLEIL SOLEIL
SQUARE TUNE MAGICIAN
and more…

▼ 前売りチケット情報 ※200枚限定
チケットぴあ P-コード:266-680
LAWSON Ticket L-コード:53416
CN Playguide
e+ http://eplus.jp/
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002159107P0030001P0006

▽VITALIC INFO
WEBSITE: http://www.vitalic.org/
FACEBOOK : https://www.facebook.com/vitalicofficial
TWITTER : https://twitter.com/vitalicofficial
SOUNDCLOUD : https://soundcloud.com/vitalicofficial
BEATPORT : http://www.beatport.com/artist/vitalic/11456
YOUTUBE : http://www.youtube.com/user/vitalicofficial

■info
iflyer PAGE
http://iflyer.tv/en/event/237018/
ONZIEME HP Live&Bar 11 [onzieme] official
http://www.onzi-eme.com/event/201507/2284
Produced by Riviera Night

2015年7月18日 (土) 21:00〜
DOOR: ¥3500/1Drink込 ADV : ¥2400/1Drink別途要 ※200枚限定 チケットぴあ P-コード:266-680 LAWSON Ticket L-コード:53416
フランス出身のDJ、パスカル・アルベ(1973年生まれ)によるプロジェクト。 02年、2 Many DJ’sの『As Heard On Radio Soulwax Part 2』に「La Rock (Part 1)」が収録され、注目を集める。 05年、1stアルバム『Ok Cowboy』をリリース。テクノ、ハウスを基本としながらも、独自の展開と攻撃性をもったサウンドは “パンクハウス”などと形容されている。来日公演(フジロック、エレクトラグライド、サマーソニック)は全てが伝説となっているヴィタリック。 Vitalicは今年2015年ニュー・アルバムをリリースする予定であり、今回の来日公演では新曲もプレイするであろう!
http://www.vitalic.org/
VITALIC Reload Reload
VITALIC Reload Reload
■Reload Reload
Reload ReloadはEtienne、Takeshiからなるフランス人×日本人のエレクトロDJデュオ。活動を開始した2009年から着実にファンを獲得し続 け、2010年、Zombie NationのジャパンツアーDJに大抜擢されたことを筆頭に、Two Door Cinema Club、YEAH YEAH YEAHs、Crystal Castles、Die Antwoord、DATA、Mustard Pimp、KITSUNEのレジデントDJであるJerry Bouthierなどここ日本でも名を馳せる数々の豪華アーティストと共演するなど、その活躍の場を広げている。
エレクトロの本場パリのエレクトロシーンと日本のあらゆるジャンルのカルチャーに精通する彼らのDJスタイルは、まさに『Hard & Bitch』。Etienneの好むハードで男っぽいサウンドと、Takeshiの得意とする女性ヴォーカルを多用したキャッチーで乱暴なサウンドをマッ シュアップさせた独特のミックススタイルは、一度耳にすれば間違いなくその虜になるだろう。また、常にオーディエンスを楽しませる事を念頭に置いた彼らの パフォーマンスは、オーディエンスはもちろん他アーティストからの評価も非常に高い。
かつてPitchounとして精力的な活動を行っていた彼らは、2011年、満を持して自身のパーティーレーベル『TONIQUE』を発表。オーガナイザー兼DJとして完全な独立を果たした彼らの活躍に、今後も目が離せない。
www.tonique.jp


Willy Ronis à Kyoto

(Toutes mes excuses pour le retard)
Site officiel: http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html









(Je n'ai pas changé la photo de l'affiche par pruderie: je ne voyais pas en quoi la photo d'un buste féminin nu à la tête cachée illustrait Paris)

vendredi 3 juillet 2015

第12回京都言語文化研究会

Je recopie une message publié sur la liste électronique de la SJDF:

第12回京都言語文化研究会のおしらせ(転送歓迎)
 
2015年8月1日(土)午後2時より
京都大学吉田南キャンパス 総合館216演習室

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/downlodemap/documents/2014/main-j.pdf

参加費300円(お茶代)

懇親会(3500円)参加希望者は7月30日までに西山まで連絡をお願いします。
jnn@lapin.ic.h.kyoto-u.ac.jp

「移動動詞の文法化と言語の対照」
仁科陽子(ボン大学)

移 動動詞「行く」や「来る」が文法化されて機能語となっている例は多くの言語にみられる。しかし文法化された機能がすべて同じというわけではない。日本語の 補助動詞「くる」は動詞のテ形とともに、移動の状態(「飛んでくる」)、動作の継続(「ずっと働いてきた」)などのほか、幅広い用法を示すが、他言語と比 較しながら、構文化のメカニズムを探り、それぞれの言語の独自性と、言語間に共通する原理を明らかにする。

暁星学園刊行フランス語教科書の分析-紙面に潜む謎-
中村 能盛(名古屋大学大学院)

本 発表では、次の5点に焦点を絞って進めていく。1点目は19世紀のフランスの国語教育制度とマリア会の国語教育の変遷である。2点目はマリア会の来日と暁 星学園の開学から現在迄のフランス語の授業の変容である。3点目は暁星学園が刊行した日本で初めて横書きのフランス語の教科書の生成過程の解明である。4 点目は暁星学園のフランス語講読教科書の刊行開始、フランス本国の教科書からの影響と変容、そして紙面におけるマリア会の教育理念に関する隠喩を解明す る。5点目はフランス語講読教科書の文学史と記載と修道士エミールが東大仏文学研究室で行った文学史の共通項を比較考察する。

Histoires de plantes

Merci http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/29265/



創造の源泉を求めて旅に明け暮れたクロード・モネ(1840-1926)は、晩年になるとパリ 近郊のジヴェルニーに暮らし、絵を描くように庭を造りました。草木の配置や花の組みあわせを研究し、庭師を使い、自身のイメージを現実の庭に再現したので す。庭に思索と安穏を見いだしたモネは、この庭から数多くの作品を生みだしました。
草花の美しさはわれわれの想像力を刺激し、その芳しい香りは潤 いをあたえ、植物がもつ豊かな生命力は人々の憧れでありつづけてきました。本展では、クロード・モネの《睡蓮》や昔日の大山崎山荘の遺品である『蘭花譜』 をはじめ、植物が描かれた古陶磁や、河井寬次郎(1890-1966)、濱田庄司(1894-1978)らが手がけたやきものまで、アサヒビール大山崎山 荘美術館の所蔵品から、植物にまつわる表現の数々をご紹介いたします。
自然を愛し、植物に魅せられ、豊かな生命力に創造の源泉を求めた人々の想い、いのちへのまなざしを感じていただければ幸いです。

蘭花譜とは

大山崎山荘を建設した実業家の加賀正太郎(1888-1954)が1946年に300部限定で出版した版画集。蘭栽培を趣味とした加賀は、専門の技師を迎えて設備を整え、最盛期には大山崎山荘の蘭温室で1万鉢近い蘭が栽培されていた。
『蘭 花譜』には104点の図版が収められており、うち83点は木版画で制作された。加賀は欧米の植物図譜を多く所蔵しており、『蘭花譜』出版にあたり、これら に負けないものを制作しようと腐心した。石版画や当時最新の印刷技術を試みるなど試行錯誤を経て到達したのが、わが国で非常に高い水準を誇る木版画であっ た。『蘭花譜』に収められた木版画1点あたりの摺りの回数は、じつに120~150回にも及んだという。

Une partie de campagne

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ピクニック デジタルリマスター版
Une Partie de Campagne 1936年/フランス/40分/モノクロ/クレストインターナショナル 配給



ジャン・ルノワール
ギィ・ド・モーパッサン「野あそび」
ジャック・ベッケル、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ルキーノ・ヴィスコンティ
シルヴィア・バタイユ、ジャーヌ・マルカン、アンドレ・ガブリエロほか
1,000円 【公開初日前日まで販売】
『ピクニック』公開記念上映『フレンチ・カンカン(復元長尺版)』こちら
光が踊っている
印象派の画家、父ルノワールから受け継がれた美の真髄。祝福を受けたかけがえのない一日。
戦後70年──数奇な運命をたどった奇跡の映画が、デジタルリマスター版で待望の日本公開
戦争の悲劇から奇跡的に生還した幸運な映画
1936 年に撮影された映画のプリントは完成を待つ前に大戦が勃発しドイツ軍によって破棄。ところがオリジナルネガはシネマテークフランセーズの創設者アンリ・ラ ングロワによって救出されていた。そしてプロデューサーのピエール・ブロンベルジェの執念により、当時アメリカへ亡命していたジャン・ルノワール監督の了 承を得て編集作業が進められついに完成、1946年にパリで公開となる。こうして戦争の惨禍を超える幸運と情熱を得た『ピクニック』。数奇な運命を経て、 この至福の映画のリマスター版が戦後70年を記念して日本でも公開となる。

映画史上最大級の作家ルノワールのもとに集まった若き巨人たち
トリュフォー、ゴダールをはじめヌーヴェル・ヴァーグの作家たちから映画の父として敬愛されたジャン・ルノワール。本作でも助監督には、アンリ・カルティ エ=ブレッソン(スチール写真も担当)やジャック・ベッケル、ルキーノ・ヴィスコンティらそうそうたる名前が並ぶ。ヒロインを演じたのは、当時ジョル ジュ・バタイユ夫人であったシルヴィア・バタイユ。撮影は印象派の画家たちが愛したパリ郊外で行われ、バタイユも飛び入りで参加するなど今では考えられな いような豪華な製作現場だった。

この美しい映画を見よ──山田宏一(映画評論家)
 もし美しい映画があるとしたら、何よりもまず、この映画だ。
川の流れ、水面のかがやき。木と草のにおいにみち、初夏の光がきらめく自然のなかで若い娘がぶらんこにのるシーンの官能的な美しさ。ジャン・ルノワール監 督の父である印象派の画家、オーギュスト・ルノワールの絵によく比較されるけれども、カラー映画ではない。
 自然と人間とキャメラが一体になったモノクロ映像の躍動感に魅了される。窓をあけたとたんに、ぶらんこの若い娘が画面からとびだしてきそうな美しい衝撃だ。
 草の上の昼食をたのしみ、舟遊びに興じる人々。草のにおいに感覚が刺激され、やさしさを求めて心がうずく。みんなが笑い、キャメラも笑う。ときとして、キャメラはあまりにはしゃぎすぎてピンボケの画面をつくってしまいそうになる。
 静かに川面をすべる小舟にのって娘はつぶやく「音を立てるのがこわいくらい。静けさを破るから」舟を漕ぐ男が「小鳥のさえずりが聞こえる」と言うと、「小鳥の声も静けさよ」と娘は答える。
 ジェルメーヌ・モンテロのハミングするジョゼフ・コスマ作曲の美しいメロディーが流れ、キャメラは娘の心のように微妙にゆらぎつつ、水面すれすれに、樹 木におおわれた岸辺の風景をなでて進む。岸に上がり、森のなかで鶯のさえずりを聞きながら、娘は男に体をあずける。娘の頬にひと粒の涙が光る。
 パニックをもたらす角笛のひと吹きとともに(嫉妬にかられた男がお道化ながら牧神の歌舞のしぐさをまねる)、一転して雨雲が空いっぱいにひろがり、大粒 の雨が川面に打ちつけて無数の波紋をつくり、はね返る。その雨脚を大きくゆれながらトラック・バックして、いつまでも、いつまでもふりかえりつづけるキャ メラは、もう二度と帰ってはこない幸福な夏の光に永遠の別れを告げてむせび泣いているかのようだ。そして、長い暗いフェイド・アウトとともに、「月曜日の ように悲しい日曜日がめぐり」、数年がすぎ去っていく。
 わずか40分足らずのあいだに、こうして、キャメラは、笑い、ゆらぎ、むせび泣きつつ、映画そのものの心のときめきを伝えてくる。
 ただもう、美しいと言う以外にその美しさを讃える言葉がないくらい美しい映画だ。



上映映画館
公開日
大阪
大阪
7月4日
兵庫
神戸
8月
京都
京都
7月4日

Mes séances de lutte

On peut voir le film de Jacques Doillon, Mes séances de lutte (2013) dans plusieurs salles du Kansai.

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ラブバトル
Mes seances de lutte
傷つけあうほど、とけあう愛
★第63回ベルリン国際映画祭 パノラマ部門正式出品

2013年/フランス/99分/アールツーエンターテインメント 配給


ジャック・ドワイヨン
サラ・フォレスティエ、ジェームズ・ティエレ ほか
“闘い”という、愛のかたち
これは誰にもあてはまる普遍的な男女の物語でありもっとも原初的な愛についての物語である
『ポネット』(96)で、当時わずか5歳だった主演女優に史上最年少のヴェネチア国際映画祭女 優賞をもたらしたジャック・ドワイヨン監督。以降も、一貫して愛の深淵を探求し続けてきたドワイヨン監督にとって、19年ぶりとなる日本公開作は、ひとつ の到達点と呼べるべき作品となった。父の葬儀のため故郷に帰った女は、亡き父へのわだかまりと遺産をめぐる家族との確執をかかえながら、かつて関係を持ち かけた隣家の男と再会する。女は、心に溜め込んでいた孤独や怒りを男に吐き出すうちに、やがてそれは肉体をぶつけあう“闘い”という愛のかたちへと変貌し ていく。セザンヌの名画「La lutte d' amour(愛の闘い)」に着想を得たドワイヨン監督が、ある女と男の葛藤と愛の交歓を、“闘い”を通して描いていく。これは、人が言葉を持たぬ時代か ら、肉体という言語で他者とわかりあおうとした、もっとも原初的な愛についての物語である。
セザール賞主演女優とチャップリンの実孫が演じる長回し撮影による迫真の格闘(ラブ)シーン
女を演じるのは、『戦争より愛のカンケイ』(12/未公開)でセザール賞主演女優賞を受賞し た、サラ・フォレスティエ。男を演じるのは、チャールズ・チャップリンの実孫で舞台演出家でもあるジェームズ・ティエレ。言葉による“闘い”からはじまっ たふたりの関係が、肉体による“闘い”に転じていくさまは、同時に本作にとってのラブシーンでもある。ドワイヨン監督が「振り付け」と呼ぶこれらのシーン は、入念なリハーサルを繰り返した後、ふたりの撮影監督が2台のカメラを同時に回し、最長10分にもおよぶワンシーン長回しで撮影された。それでも、ふた りの俳優には、青あざや生傷が絶えなかったという。迫真の演技による格闘=ラブシーンが、本作にフィクションではない生命を吹き込んでいる。

地域劇場名公開日電話番号前売券
大阪 第七藝術劇場 2015年7月4日(土)~17日(金) 06-6302-2073
京都 立誠シネマ 2015年7月4日(土)~17日(金) 080-3770-0818
兵庫 元町映画館 2015年7月11日(土)~24日(金) 078-366-2636