vendredi 17 octobre 2014

ファッション史の愉しみ ―石山彰ブック・コレクションより―

Une exposition au Musée de la Mode de Kobe:
ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―
ファッション史の愉しみ
―石山彰ブック・コレクションより―


2014年10月18日(土)~2015年1月6日(火)
開館時間:10:00 - 18:00(入館は17:30まで)

休館日:水曜日、10月9日(木)―17日(金)、年末年始12月29日(月)-1月3日(土)

入館料:(特別展示・ベーシック展示あわせて)
《一般》500円 《小中高65歳以上》250

主催:神戸ファッション美術館
後援:繊研新聞社、服飾文化学会、Kiss FM KOBE

特別協力:東京家政大学
協力:アトリエ染花、株式会社 七彩、菅野ももこ、中西希和、三友晶子
展示協力:大阪樟蔭女子大学
企画構成:神戸ファッション美術館、能澤慧子(東京家政大学)

  • 18世紀からのファッション画とドレスの華麗なる共演…
移ろう中に真実を秘めるファッション。
生きる事の意味を問いかける者に、それは人間の生み出す無数の美の在り様という愉しみで答える。

本展覧会は、我が国の戦後ファッションの黎明期に、その世界でオピニオン・リーダーとしての役割を果たし、その後、西洋ファッション史研究の第一人者とし て活躍した石山彰(1918-2011、前お茶の水女子大学教授、文化学園大学名誉教授)の遺したファッション史関係のブック・コレクションを中心として 展示するものです。
ファッションとは、移ろい行く一瞬のはかない美の連続です。それ故に、絶え間なく創造力と知恵と富とが注ぎ込まれ、その中にこそ、人間と社会の真実がこめ られるのです。新しい創造の源としての可能性を秘めたファッションの歴史は、優雅さと華やかさの世界を繰り広げながら、遠い時代の人々の心性を甦らせ、し ばしば人の世の内面を如実に物語ります。そして「人はなぜ装うのか?」と問いかける者に、真摯に答えようとします。
ファッション史研究の重要な視覚資料であるファッション・プレートは、流行の衣装を身に着けた男女の姿を描いた版画です。時代の美意識の鏡ともいえるその 表現は、しばしばリアリズムを越えて、同時代の人がファッションに見出したイメージをも描写しています。多様な人間の美しさを浮かび上がらせたこれらの作 品は、ファッション史を紐解く者に惜しみなく愉しみを与えてくれます。 この優雅で尽きることのない愉しみが、70年近い歳月をファッション史研究に捧げた石山が遺した豊かなコレクションと、神戸ファッション美術館所蔵の歴史 衣装の展示を通して広く伝わり、次世代へと受け継がれることを祈念して止みません。
  • ファッション史の愉しみ―石山彰ブック・コレクションより―
    【1】ル・クレール≪フランス風胴衣≫ 『ギャル リー・デ・モード・エ・コスチューム・フランセ』より 1778年 【2】≪散歩用の装い≫ 『ラ・ベル・アッサンブレ』より 1809年 【3】ランテ ≪パリの服装≫ 『ジュルナル・デ・ダーム・エ・デ・モード』より 1834年 【4】アナイス・トゥードゥーズ 『ラ・モード・イリュストレ』より 1870年 【5】ジョルジュ・バルビエ≪夜のバラ≫ 『モード・エ・マニエル・ ドージュルデュイ』より 1914年 【6】アナイス・トゥードゥーズ 『ル・フォレ』より 1855年 【7】楊州周延≪秋園菊花の盛≫(部分)  1887年 【8】ローブ・ア・ラ・フランセーズ 1770年頃 フランス 【9】イヴニング・ドレス 1855-60年頃 アメリカ 【10】ウェディ ング・ドレス 1873-75年頃 イギリス 【11】デイ・ドレス ポール・ポワレ 1912年 フランス

    【8】【9】【10】【11】神戸ファッション美術館蔵

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