Du 1er mars au 1er avril, on peut voir une exposition d’oeuvres du peintre français Henri Le Sidaner (アンリ・ル・シダネル) au Musée de la Gare de Kyoto (美術館「えき」KYOTO).
Voici ce qu’on peut lire sur le site internet de la salle d’exposition :
アンリ・ル・シダネル展 ~薔薇と静寂な風景~
■3月1日(木)~4月1日(日)[会期中無休]
■入館料:一般 900円(700円)/高・大学生 700円(500円)/小・中学生 500円(300円)
アンリ・ル・シダネル(Henri Le Sidaner 1862-1939)は、20世紀初頭に活躍したフランスの画家です。モネ、ピサロ、スーラなどと同時代を生き、印象派、新印象派に学びながら、やわらかな色彩で光をとらえる独自の作風を築きました。
1862年にインド洋のモーリシャス島で生まれ、18歳でパリに出て、アレクサンドル・カパネルのアトリエで数年間学んだあと、1939年第二次世界大戦 勃発の数週間前に亡くなるまで、“薔薇の庭”“木漏れ日”“ガーデンテーブル”“夕暮れの家々の窓から漏れる光”など、身近な題材を情緒的なタッチで描き ました。どこか内省的でありながら穏やかな空気感を持つ作風は、当時大変な人気を集め、現在でも世界中の美術愛好家を魅了しています。1989年に行なわ れたパリ、マルモッタン・モネ美術館での大規模な個展をはじめ、ル・シダネルの展覧会は近年ヨーロッパで頻繁に開催されてきましたが、日本では回顧展の開 催が長らく待たれていました。
本展は、ル・シダネルの曾孫で美術史家のヤン・ファリノー=ル・シダネル氏の協力により、油彩を中心に初期から晩年にいたるまで、主にフランス、オランダ の美術館が所蔵する約70点で構成され、ル・シダネルの全貌を日本で初めて紹介する待望の回顧展です。ル・シダネルの作品は、時代や文化を超えて観る者の 郷愁を優しく刺激する、普遍的な魅力と暖かさに溢れています。身近なものを描いた彼の作品は、平凡な日々の生活の中にあってもほっとする一瞬の「小さな幸 せ」を感じさせてくれます。今の時代においても新鮮な輝きに満ちたル・シダネルの世界を、どうぞご堪能ください。
ル・シダネルは、生涯にわたってヨーロッパを旅しましたが、こよなく愛したのは、『ジェルブロワ』というパリ北方の小さな村。1901年、中世の面 影が残るこの村に居を構え、自宅の庭を、さらに村全体を薔薇でうめつくそうと提案。村の人々はこの考えに共感し、やがて薔薇の花咲くジェルブロワは「フラ ンスでもっとも美しい村」に選ばれるまでになりました。毎年6月には「薔薇祭り」が開催され、小さな村は多くの観光客で賑わいます。薔薇とジェルブロワ は、ル・シダネルの後半生にとって欠かせないモチーフとなったのです。
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