A partir de samedi 19, on peut voir deux films de Jean Renoir au Kyoto Minami Kaikan (京都みなみ会館), « Boudu sauvé des eaux » (素晴らしき放浪者) (jusqu’au 25/3) et « French Cancan » (「フレンチ・カンカン」) (du 26/3 au 1/4).
Voici ce qu’on peut lire sur le site internet du cinéma :
3/19(土)~ 3/25(金)
「素晴らしき放浪者」 « Boudu sauvé des eaux »
1932年/フランス/84分/ザジフィルムズ
監督:ジャン・ルノワール
出演:ミシェル・シモン/シャルル・グランバル/マルセル・エイニア
映画の、そして人間性の自由の到達点!
浮浪者ブーデュは、世をはかなんで川に身を投げるが、偶然それを目撃していた書店主レスタンゴワに助けられ、さらに衣食住も提供してもらう。
ところが助けられたブーデュは打って変わって尊大な態度を取りはじめ、レスタンゴワ夫人のイライラは募るばかり。
やがて、レスタンゴワもブーデュを厄介払いしたいと考えるようになり…。
完璧な音が生々しくフィルムに定着され、ルノワールのトーキー第1作とは思えない作品。
その傍若無人なブーデュという人物像もあいまった怪作。
<上映時刻>
3/19(土)- 3/22(火)15:20-
3/23(水)・24(木)18:00-
3/25(金) 18:30-
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3/26(土)~ 4/1(金)
「フレンチ・カンカン」 "French Cancan"
1954年/フランス/105分/ザジフィルムズ
監督:ジャン・ルノワール
出演:ジャン・ギャバン/フランソワーズ・アルヌール/エディット・ピアフ
映画が到達しうるおよそ最上の至福体験!
1888年のパリで上流向けのクラブを営んでいた興行師ダングラール。
彼は下町で見初めた踊り子ニニに触発され、カンカン踊りを復活させようとする。
アメリカに居を移していたルノワールが、戦後はじめてフランスに戻り、ムーラン・ルージュ誕生話を下敷きに華麗なダンスと音楽で描いた記念すべき作品。
ラスト10分間は、父オーギュストの絵画に映画的躍動感が宿ったかのごとく、美しい色彩からえも言われぬ多幸感が横溢する。
まさしくルノワール的エッセンスが凝縮された傑作。
<上映時刻>
3/26(土)- 3/28(月)12:20-
3/29(火)- 3/31(木)20:00-
4/1(金)10:00-
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