アルフォンス・ミュシャ
《バラ:四つの花》
1897年 リトグラフ、紙
堺市蔵
《バラ:四つの花》
1897年 リトグラフ、紙
堺市蔵
ミュシャの花冠―芸術と民族への想い―
…芸術はその民族という土壌から芽生え、それ自体の根で成長し、その国という樹液によって葉を繁らせ、それ自体の花を咲かせる。他の諸国の花々と一緒にひ とつの共通の花冠にからみつけられるために。独創的であればある程、それぞれの花はより美しくなり、花冠全体はより美しく価値あるものとなる。(ジリ・ミュシャ『アルフォンス・マリア・ミュシャ―生涯と芸術』より)
この言葉からは、アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)が国や民族独自の文化を大切にし、世界中の芸術が美しく花咲くよう願っていたことを読み取 ることができます。このようにミュシャは芸術に対して、また国や民族に対して確固たる自身の考えを持ち、作品制作に取り組んでいました。ミュシャの芸術と いう花は誰のために、どのようにして生まれ、何を伝えようとしたのでしょうか。
本展覧会では、ミュシャの芸術に対する考え方とともに関連する作品を紹介いたします。
開催期間 | 2015/04/07(火)~2015/07/05(日) |
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お問い合わせ | 072-222-5533 |
関連リンク | http://mucha.sakai-bunshin.com/ |
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