samedi 24 novembre 2012

Livide à Juso





Voici ce qu’on peut lire sur le site du Seventh Art Theater (第七藝術劇):


哀しみの人形少女、目覚める──

リヴィッド
LIVIDE

『屋敷女』の衝撃は序章に過ぎなかった──
漆黒の闇を裂き迫り来る未体験のリヴィッドショック!
若い妊婦を襲う戦慄の異常体験を凄まじい暴力描写で活写し、世界 を震撼させた『屋敷女』の監督コンビ、ジュリアン・モーリー&アレクサンドル・バスティロ。デビュー作で一躍、ネオ・フレンチホラーの旗手となりながら、 あくまで自分たちが見たい映画を正直に作る信条に忠実な彼らが新作の主題に選んだのは、フレンチホラー孤高の鬼才、ジャン・ローランの作品を彷彿とさ せる血に飢えた異形者たちの呪われた神話。

もちろん、古今東西のホラーフィルムに通じた映画狂コンビだけに、リリカルな王道フレンチホラーへの原点回帰を掲げつつも、ダリオ・アルジェントの『サス ペリア』の如き華麗なる耽美性と、ギレルモ・デル・トロのダークでシュールなお伽話嗜好が融合したような独自の夢幻世界を構築。ヴィヴィッドな映像美と斬 新なイマジネーション、意表を突く展開と深紅の血に彩られた残酷演出を駆使して、エレガントでノーブルな香りが漂うニュータイプ・ホラーを創造している。

主演はフランス映画界期待の若手注目株クロエ・クールー。脇にパリ・オペラ座の天才舞踏家マリー=クロード・ピエトラガラ、実力派ベテラン女優カトリー ヌ・ジャコブを配し、『屋敷女』の怪女ベアトリス・ダルが意外な役柄で登場するのも話題のひとつ。

題名のリヴィッドとは鉛色、暗青色、死んだように青ざめたという意味。鬼火が燃える神秘の森の奥深く、時の流れを止めた洋館に隠された忌わしい秘密を 巡り、リュシーとアナ、迷える少女2人の魂が絶望の果てに邂逅したとき、死を超越した底知れぬリヴィッドショックが動き始める。『屋敷女』の衝撃は やはり序章に過ぎなかった。ホラー映画の歴史に新たな一頁を刻む、恐るべき傑作の誕生である。
STORY
晩秋静かなハロウィンの日を迎えた小さな港町。母の自殺に心を痛め るリュシーは、陰鬱な記憶から逃れるべく新しい仕事を始めた。身寄りのない老人たちの元を巡り、身辺の世話をする訪問介護ヘルパーだ。指導役のミセス・ ウィルソンと利用者の家を回るうち、車は田園地帯を抜けて大きな古屋敷に辿り着く。そこはかつて、厳格なバレエ教師として名を馳せた老婦人ジェセルの邸宅 だった。ひとり娘のアナに先立たれた彼女は昏睡状態となり、今は寝室で死人のように眠ったまま。孤独と沈黙に支配され、薄闇のなかで主と共に朽ち果てるの を待つばかりの屋敷にリュシーは圧倒される。

研修初日を終え、漁師をしているBFのウィルと合流したリュシーは、酒場で疲れを癒しながらジェセル邸の伝説を語る。資産家だった彼女は館のどこかに秘密 の財宝を隠した。素行の悪いウィルは悪友のベンを誘い、リュシーに強盗計画を持ちかける。最初は渋っていたリュシーだが、父が恋人との同棲を望んでいる と知り、犯行に加わる決意をした。もし大金があれば、どこか遠くできっと自由気ままな新生活を始められる?

夜も更けた頃、ジェセル邸へ忍び込んだ3人は、ひとつだけ固く閉ざされた開かずの間を発見。鍵を入手し部屋に押し入ると、そこには死んだはずのアナが純白 のバレエ衣装に身を包み、美しい人形のように佇んでいた。闇夜に悲しげなメロディが響き、ゆっくりと踊るように回転を始めるアナ。禁断の扉は開かれた。異 次元の魔界と化した屋敷のなかで、想像を絶する惨劇の宴が始まろうとしていた。

2011/フランス/92/キングレコード 配給)
 デジタル上映
C2011 LA FABRIQUE 2/SND/ PLUG EFFECTS/LA FERME PRODUCTION

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