vendredi 18 novembre 2011

Proust et la peinture à Doshisha

Je recopie cette information depuis le site internet de la SJLLF :


Une conférence en japonais de Kazuyoshi Yoshikawa au campus de Tanabe de l’Université Doshisha.

プルースト『失われた時を求めて』と絵画
講師: 吉川一義 氏 (京都大学大学院文学研究科教授)
日時: 2011年 12月7日 (水) 16:30~18:00
会場: 同志社大学京田辺キャンパス 嗣業館2F 第1会議室

 プルーストの長篇小説『失われた時を求めて』には、筋立ての重要な箇所にさまざまな絵画が重要な役割をになって登場する。スワンが好みのタ イプでもないオデットに惚れるには、ボッティチェリの絵画が決定的な契機となる。作中の小説家ベルゴットは、晩年に見に出かけたオランダ絵画展で、フェル メールの『デルフトの眺望』を前に発作をおこして息絶える。主人公「私」のアルベルチーヌへの恋心の背後には、ヴェネツィア派のカルパッチョの画が想起さ れる。今回の講演では、これら小説の場面を画の図版を参考にしながら読みすすめ、絵画がそれぞれの場面でどのような役割を果たしているかを考える。刊行中 の『失われた時を求めて』の新訳(岩波文庫)も随時参照して、本作を読んだことのない人にはプルースト小説への案内となるようにしたい。

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