(Ryumon Yasuda a été l'élève de Bourdelle)
保田龍門・保田春彦展
保田春彦《父の像》1951/2013
日本の現代彫刻を牽引してきた彫刻家、保田春彦(1930〜)と、その父である画家・彫刻家の保田龍門(1891〜1965)。ともに現在の
和歌山県紀の川市で生まれ、それぞれに芸術の道を歩むことになったふたりの作品を、保田龍門の没後50年となる今年、あらためてご紹介します。保田龍門は東京美術学校西洋画科を卒業し、在学中から彫刻の研究も行いました。29歳の年にアメリカ経由で渡欧、3年あまりを過ごしたのち帰国しまし た。パリで学んだ師ブールデルの影響を物語る女性像から、日本神話をテーマとした絵画や彫刻へと、モニュメンタルな表現の探求を続けました。
保田春彦は東京美術学校彫刻科を卒業後、1958年から10年間ヨーロッパに滞在し、彫刻を学びました。滞欧中に巡った中世の教会や街を思わせる鉄や 銅、ステンレスによる作品は、純化されたシャープな形体に独自の世界観が込められています。近年は闘病生活を送る自身の姿と周辺の様子を描くクロッキーの 発表を続けています。また一昨年には滞欧中に父、龍門と交わした往復書簡を書籍として発表しました。
展覧会では、当館所蔵品を中心に、それぞれの彫刻・絵画の代表作やデッサンを展示し、芸術家として歩んだ親子の足跡を辿ります。
会 場
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和歌山県立近代美術館 2階展示室 |
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期間
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2015年5月26日(火)〜 2015年7月5日(日) |
休館日
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月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間。 |
参加費 / 入場料
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■企画展 一般510円(410円)、大学生300円(250円)、( )は、20名以上の団体料金。 ■※高校生以下、65才以上、障害者の方は、無料。 ※和歌山県内に在学中の外国人留学生無料。 ※紀陽文化財団の日(6月27日(土)は大学生無料。 |
開館時間 / 閉館時間
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9:30〜17:00(入館は16:30まで) |
スケジュール
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■ミュージアムトーク(学芸員による展示解説) 6月6日(土)、6月14日(日) 14:00〜15:00 |
住 所
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〒640-8137 和歌山市吹上一丁目4番14号 |
電話番号
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073-436-8690 |
ウェブサイト
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