A partir de samedi 12, on peut aussi voir le film franco-espagnol de José Luis Guerín, Dans la ville de Sylvia (『シルビアのいる街で』) (2007) au Seventh Art Theater (第七藝術劇場).
Voici la présentation du film, que je recopie depuis le site internet du cinéma de Juso :
見つめていたい
シルビアのいる街で
●『ミ ツバチのささやき』('73)や『エル・スール』('83)で我が国にも多くの信奉者がいるビクトル・エリセ監督が“今のスペインでもっとも優れた映画作 家”と断言し、2008年東京国際映画祭で旋風を巻き起こしたホセ・ルイス・ゲリンの『シルビアのいる街で』が遂にスクリーンにお目見えします。劇場公開 が本邦初となるゲリン監督は1960年スペインのバルセロナ生まれ。小津安二郎とF.W.ムルナウを敬愛する彼は、1990年にジョン・フォード監督の 『静かなる男』('52)へオマージュを捧げたドキュメンタリー『イニスフリー』で一躍世界の注目を浴び、以来現実と虚構の境界線上で野心的な映画製作を 続ける孤高の映像作家です。
監督自身の実体験を基に、19世紀フランスのロマン派詩人ジェ ラール・ド・ネルヴァルの『シルヴィー』からヒントを得て製作された本作は、6年前に愛しあった女性シルビアの面影を求めて想い出の地をさまよう画家志望 の青年のオブセッションに満ちた恋物語。フランスの古都ストラスブールを舞台に、アルフレッド・ヒッチコックの『めまい』('58)を彷彿とさせるサスペ ンスに満ちた美女の追跡劇が緻密な音響設計と光溢れる美しい画面の連鎖で展開され、見るものをどことも知れぬ異空間へと誘ってくれます。
(2007年/スペイン=フランス/85分/コミュニティシネマ)
vendredi 10 septembre 2010
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