日 時 : 毎週土曜日午後2時~4時
場 所 : 立命館大学 末川記念会館講義室
主 催 : 立命館大学衣笠総合研究機構
電 話 : 075‐465‐8236
※聴講無料・事前申込不要
※当日の入場状況によって、立ち見のお願い又は入場制限をさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
変わり続けるアフリカ
7月26日 (第3101回) |
アフリカを変えようとする援助者・変わるのは自分と気が付ける外部者 | アイ・シー・ネット株式会社 コンサルタント |
門 敦之 |
2014年7月26日 講師:門 敦之
アフリカを変えようとする援助者・変わるのは自分と気が付ける外部者
NGO(非政府組織)やODA(政府開発援助)の形で、国際協力に従事しようとする者はなんらかの形で、現地の人々に変化をもたらそうとします。そうした多くの援助者が、自分の考えている正義感や信念を元に、こうあるべきと思い(こみ)ながら、相手を変えようと努力します。私自身もその例外ではなく、外部者として時に「上から目線」になりながら、以下のような活動に携わってきました。
*セネガルやブルキナファソでの植林や環境保全を目指す活動
*セネガルやガーナでの病院や保健施設における医療スタッフの能力強化活動
*タンザニアでの電力会社のスタッフの業務効率改善活動・・・などなど
こうした活動を通して、自分が描く理想像に相手を何とか近づけたいと考えてきた中で、当初は外部者のリーダシップが重要かと考えていました。け れども、次第に自分自身が変わろうとする態度、そして思い込みを捨て去り学ぼうとする態度こそが、協力相手の主体性を引き出す活動において重要なことでは ないかと気づき始めました。
今の時代のアフリカに対する日本の援助のあり方を、自身が体験してきた様々なピソードを交えながら、皆さんと考えていきたいと思います。
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