vendredi 12 février 2016

Consentement et dignité ~Deux mots clefs de la médiation dans le domaine de la santé

Je recopie l'information suivante depuis le site de l'Association Japonaise de recherche en éthique et philosophie médicales:

Laurence AZOUX BACRIE(パリ控訴院弁護士、生命倫理学博士、メディエーター):
CONSENTEMENT ET DIGNITE~DEUX MOTS CLEFS DE LA MEDIATION
DANS LE DOMAINE DE LA SANTE~
同意と尊厳~保健分野におけるメディエーションの2つのキーワード~
日時:2016年2月13日(土) 14:00~17:00
場所:京都大学 文学部校舎第1講義室(フランス語、通訳あり)
講演概要
メディエーションは、人間の尊厳の尊重と社会平和の実現に必須であり、患者の希望と医療の現実の間で調整を図る役割を果たす。他方、医療分野で起こる紛争 の大半は、情報と同意の欠如に起因する。それゆえメディエーションが不可欠なのである。メディエーションにおいて、尊厳と同意はいかなる関係にあるのか。 一方で、尊厳は、人間に固有なものであり、倫理的、法的、医学的な側面から見れば、基本権の中身を構成する。他方で、同意は、あらゆる医療行為に先立ち必 要とされる。尊厳と同意の双方が関わるケースとして、終末期における安楽死の問題が挙げられる。またヨーロッパ人権裁判所が、受刑者が十分にケアを受けら れなかったことが非人道的な行為を禁ずる3条に反するとした、M.HELHAL 対 フランス事件判決(2015年)も興味深い。同意と情報提供は、ともに人間の意思表示であり、私生活の尊重と医療上の秘密の保護を求める権利に基
づく。こうした視点から、医療メディエーションの役割を改めて考えていく必要がある

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