A
partir de samedi, on peut voir le film de Cédric Kahn, Une vie meilleure (よりよき人生) au Cine Libre
Umeda (シネ・リーブル梅田).
Voici ce qu’on peut lire sur le site internet de la salle d’Osaka:
フレンチレストランの開業を夢見て、がむしゃらに前に突き進むヤン
しかし現実の壁は厚く 開業資金もショートしてしまう
だが彼は決して自分を そして明日をあきらめなかった
彼女と 彼女の息子の存在があったから――学食の調理人として働く35歳のヤン(ギョーム・カネ)はシェフを目指し、採用面接に行ったレストランでウェイトレスのナディア(レイラ・ベクティ)と出 会う。初めてのデート。二人は熱いキスに酔い、一夜を共にした。次の朝、彼女は9歳の息子スリマン(スリマン・ケタビ)と暮らすシングルマザーだとヤンに 打ち明ける。彼はスリマンと直ぐに打ち解け、友達のように仲良くなる。
ある日三人で出かけた湖畔で、ヤンは廃屋を見つける。自分たちの新たな人生のためにもこの場所でレストランを開業したいと直感がひらめき、その場で不動産 会社に電話し物件を押さえにかかるヤン。思い立ったら即実行、強引なまでの行動力に若干戸惑いつつも、その勢いを魅力に感じるナディア。
だが、どんなに行動力があっても先立つものがなければ融資も受けられない。2人の手持ち資金は僅かだった。ヤンは頭金を捻出するために数社の消費者金融に 手を出し、瞬く間に多重債務者となってしまう。さらに業者に必要な設備を省かせたために、消防署から営業の認可がおりず、レストランを開業できないという 窮地に。相談所のカウンセラー(ブリジット・シィ)による、借金地獄に陥らないため即刻土地を手放せという忠告を聞かず、ヤンは開業の夢を求め続ける。ナ ディアはこの状況を抜け出すために、現状よりも好条件で働ける職場を紹介される。だが、その職場はカナダだった。単身で海外へ行くことを決意したナディア は、1ヶ月で帰国する約束でスリマンをヤンに託し、旅立って行った。ヤンとスリマンは、怪しげな融資屋が斡旋した安宿で貧しい共同生活を送ることになる。 そんな2人の間にはいつしか父と子の絆が芽生えはじめていた。しかし、つてを頼って奔走しても一向に解決の糸口が見えない借金問題に加え、スリマンに血縁 の保護者がいない事実を小学校の福祉委員に知られてしまう。2人の関係が引き裂かれかねない状況の中、遂にはナディアと連絡が取れなくなってしまった。
ここまでどんなに苦しくても、転売を拒んできたレストランだったが、融資屋のあくどいやり口のために二束三文で売るしかなくなってしまう。融資返済まで給 料差し押さえを宣告され、いよいよ追い詰められたヤン。あくどい融資屋を襲い、金を奪った彼はスリマンを連れてカナダに旅立つ。とにかく、消息を絶ったナ ディアを探そう。 希望を胸に抱きながら雪に覆われた厳寒の地に降り立つヤンとスリマン。だが、ナディアの消息は一向に突き止めることが出来ない。そして――。