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青いプリズムの風景
千住真理子 ヴァイオリン・リサイタル
~近代フランス音楽の世界~
昨年の秋にザ・シンフォニーホールで開催された「千住真理子・長谷川陽子・仲道郁代~女神たちの“愛のうた”~」はお聴きいただけましたでしょうか?
おっとりタイプのチェロの長谷川さん、キュートでコケティッシュなピアノの仲道さんとの女子学生のような仲良しトリオで、曲と曲の間の“お楽しみトーク”がどんなに脱線しても、最後にきちんと演奏曲目の話に戻すのが、しっかり者の千住さんでした。
2012年はチェンバロとの共演でバロック音楽、日本の叙情歌、そして長谷川さん&仲道さんとのトリオと、季節の折々にさまざまな色彩のヴァイオリンを聴かせてくれた千住真理子さん。その千住さんが今回お届けするのは、後期ロマン派から印象派にかけてのフランス音楽です。
近
代フランス音楽の礎を築いたと言われるフランクやサン=サーンスらによって、フランス国民音楽協会が設立されたのは1871年のこと。協会にはオペラ作曲
家のマスネ、オルガン奏者だったフォーレが名を連ね、のちに印象派の中心となるドビュッシーやラヴェルもメンバーに加わりました。
今回のプログラムでは、彼らの作品の中から「タイスの瞑想曲」「夢のあとに」「月の光」「亡き王女のためのパヴァーヌ」などの限りなく美しい作品に、後期ロマン派を象徴するフォーレとフランク2人のヴァイオリン・ソナタをお届けします。
青い風景をプリズムで透かし見たような近代フランス音楽の世界を、どうぞお楽しみください。
『ポーラX』レオス・カラックス監督13年ぶりの帰還!
ひとつの人生からもうひとつの人生へ、旅を続けるオスカーの1日。ある時は富豪の銀行家、またある時は殺人者、物乞いの女、怪物、そして父親へと、次々に
姿を変えてゆく。オスカーはそれぞれの役になりきり、演じることを楽しんでいるようにも見えるが、どこかにカメラはあるのだろうか…?